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寄付・ボランティアはどちらがおすすめ?違い・メリット・始め方を解説

「寄付やボランティアの違いがよくわからない……」
「自分に合う社会貢献ってなんだろう」
「寄付やボランティアって何から始めればいいんだろう」

いざ、社会貢献活動をしてみようと思っても、何をすればよいか悩んでしまうのではないでしょうか。

本記事では寄付やボランティアの違い、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。実際に今日から取り組める寄付やボランティアの具体的な方法も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

寄付とボランティアの違い

寄付とボランティアはどちらも主体的に無償でおこなわれる社会貢献活動ですが、その活動の内容・方法は異なります。

それぞれの違いや特徴をよく把握し、自分にとってどちらが最適なのかを考えてみましょう。

寄付とは

寄付とは、組織や団体に金銭や物品を無償で提供することです。

寄付というとお金を贈ることを想像する方もいますが、物品を提供することも寄付の一つです。

服・靴・ランドセルなどの不用品を寄付することで、必要な方へ届けたり、不用品販売による収益金を支援に活用したりできます。

金銭や物の寄付はインターネット上で完結するので、時間や場所の制約を受けずに始めやすいでしょう。

ボランティアとは

ボランティア活動とは、自分からやりたいと思っておこなう活動です。活動する方にとっては、やりがいや達成感、社会に関わる喜びを感じられるという意味があります。

例えば下記のような活動があります。

  • 地域活動での清掃のボランティア
  • 被災地でのがれき撤去や救援物資配布・炊き出しのボランティア
  • 高齢者施設での見守り・話し相手のボランティア
  • 街頭での募金活動のボランティア

あなたの身近でもボランティアによって支えられている活動があるはずです。

ボランティアのなかには資格やスキルを求められることもありますが、年齢の条件さえ満たせば未経験でも参加できるボランティアは数多く見つかります。活動が広がることで、社会全体でも社会貢献や福祉への関心が高まり、人と人が支え合ってつながりを持てる地域づくりが進むなど、大きな役割を果たせるでしょう。

参照:ボランティア活動|厚生労働省

寄付・ボランティアのそれぞれのメリット・デメリットは?

ここでは、寄付とボランティアのメリット・デメリットを紹介します。それぞれの特徴を把握したうえで、自分に合った社会貢献活動を考えましょう。

寄付のメリット・デメリット

寄付のメリットとデメリットは以下のとおりです。

■メリット
時間がなくても取り組める
国内だけでなく世界中の支援ができる
寄付先によっては寄付金控除を使える

金銭・物の寄付は、インターネットを利用すれば在宅のまま完結するのが最大のメリットです。

世界中を支援対象にしている団体もあるので、ボランティアでは手が届きにくい地域や人々への支援も可能です。

金銭の寄付の場合は、支援先などの条件を満たすことで寄付金控除を受けられます。寄付金控除を利用すれば、確定申告を通じて実質的な金銭の負担を減らせます。

■デメリット
金銭や物など寄付する物を用意する必要がある
支援先と直接つながらないため、関与している実感が得にくい
寄付した物の使われ方がわからないことがある

寄付のデメリットは、まず寄付する金銭や物品を自分で用意しなければならないことです。さらに支援先と自分が直接関わる機会が少ないため、役に立っているという実感が得にくかったり、寄付した金銭や物品が適切に活用されているかの把握が難しかったりします。

こうした不安は、活動報告書やホームページで使用用途や成果を公開している団体を選ぶことで軽減できます。

参照:No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)|国税庁

ボランティアのメリット・デメリット

次にボランティアのメリット・デメリットをみていきます。

■メリット
直接的に関与することで、社会の役に立てているという自己肯定感につながる
活動を通じて人のつながりが広がる

ボランティアは、自らが活動に参加して困っている方を助けられるので、達成感があります。また、ともに参加した方や現場で出会う方とのつながりができるのも、ボランティアならではの魅力です。

■デメリット
年齢・地域・能力・時間などの条件によって参加を制限されることがある
体力や時間を提供する必要がある

ボランティアは、自らが参加する活動である以上、条件があわなければ取り組めない場合があります。金銭の寄付と比べると金銭的な負担は少ないものの、そのぶん労力や体力を使い、活動時間もとられる点が懸念されます。

寄付を始める3つのステップ

ここでは、寄付を始めるための3つのステップを紹介します。具体的な流れを知り、スムーズに寄付を始められるようになりましょう。

何を寄付するのかを決める

寄付には大きく分けてお金と物の2つの方法があります。どちらを寄付するかによって、寄付先や支援できる内容も変わってきます。

お金の寄付は、比較的どのような団体でも広く役立ててもらえる方法です。

一方で、物を寄付する場合は、寄付先が必要としている物を事前にチェックしておくことが大切です。洋服や家電、家具など、ご家庭で使わなくなった物や未使用のまま眠っている物が役立つケースもあります。

寄付するお金や物を決めるときは、自分がどのようなことを支援したいのかを考え、その思いに合った方法を選ぶとよいでしょう。

どこに寄付するのかを決める

お金と物のどちらを寄付するか決めたら、寄付先を考えましょう。

団体を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

  • 自分の興味・関心がある社会問題に取り組んでいるか
  • 信頼できる団体か
  • 寄付したお金や物の使途が明確か
  • 寄付金控除を使いたい場合、控除の対象となる団体か

寄付をおこなう際は、自分が関心のある分野の課題解決に役立てることが大切です。

そのためにも、定期的に活動報告書を公開しているか、自分の意向にあった分野で使われているかを確認しましょう。

例えば、ユニセフ(国連児童基金)は世界中の子どもたちの命や健康、教育の機会を守るために幅広い活動をおこなっている国際的な団体です。

個人では支援が届きにくい地域や状況でも、ユニセフに寄付することで現地への支援につなげることができます。1回限りの寄付や毎月一定額を寄付するマンスリーサポートの仕組みもあり、いずれも寄付金控除の対象です。

物を寄付したい場合は、エコトレーディングのように不用品の寄付を専門に受け付けている団体を選ぶのもおすすめです。洋服や家電、家具、食器類など自宅で使わなくなった物を送ることで、再利用や海外支援につながります。捨てるのではなく、寄付として活用できるので、環境にも社会にもやさしい方法です。

参照:公的財団法人 日本ユニセフ協会

決められたとおりに寄付する

寄付の方法は各団体で定められているため、指示に従って対応しましょう。

金銭の寄付の場合、支払い方法は団体によって異なり、クレジットカードが使えることもあります。

物品(不用品)を寄付する場合は、発送方法や送付手続きも団体によって異なります。

決められた方法以外での寄付はかえって迷惑となる可能性もあるため、必ず事前に確認してからおこないましょう。

【具体例】不用品を寄付する際の流れ(エコトレーディングの場合)

ここでは、不用品を寄付する流れの具体例として、エコトレーディングを利用した寄付を紹介します。

エコトレーディングは、リサイクルショップ再良市場を運営する株式会社ウォークの輸出国際事業を担当する団体です。

寄付された不用品は主にタイ、フィリピンへ輸送され、以下の方法で現地の生活に役立てられます。

  • 現地のリサイクルショップで販売
  • 現地の孤児院にお届け
  • 収益の一部は現地の孤児院や国内のNPO団体へ寄付

このように、自宅の不用品がアジアの恵まれない子どもたちの支援につながります。

不用品を梱包する

まずは、不用品を梱包しましょう。

エコトレーディングが回収している品目の一部は、以下のとおりです。

  • ぬいぐるみ・おもちゃ・ベビー用品
  • 衣類・靴
  • ランドセル
  • 文房具
  • 食器
  • 電化製品・オーディオ機器
  • アクセサリー・バッグ
  • スポーツ・キャンプ・アウトドア用品
  • 贈答品・ギフト
  • 家具

事前に取扱品目受付できない物を確認しておくと安心です。

「いつか使うかも」「バザーにでもだそう」と思って、そのままにしている不用品がある場合は、この機会に整理しましょう。

用意した不用品は、段ボールや袋などに詰めます。運送会社が回収できる形であれば、ゴミ袋や紙袋、キャリーケース、プラケースなど、どのような梱包でも問題ありません。

エコトレーディングへ発送する際に事前連絡や手続きは不要なため、手軽に利用できます。

送り状を用意する

次に、送り状を用意します。運送業者の指定はないため、近くの業者や利用し慣れている業者に依頼しましょう。

送り先は下記のとおりです。

〒485-0072
愛知県小牧市元町2-181
電話:0568-74-7400
エコトレーディング小牧支店 宛

部署名などの記入の必要はありません。送り状に記載する品名欄には、「衣類」「ランドセル」など、具体的な品名を記入してください。

集荷を依頼する

梱包と送り状の準備ができたら、配送業者へ集荷を依頼しましょう。

配送業者各社のインターネット集荷依頼窓口から依頼するか、コンビニや郵便局などに直接持ち込むこともできます。なお、送料は自己負担です。

特段難しい作業もなく、不用品を整理する流れで社会貢献活動ができます。

公式サイトでは「宅配回収のご報告」が毎日更新されており、写真付きで寄付した方のイニシャルが掲載されているため、荷物が無事到着したことを確認できます。

ボランティアを始める3つのステップ

寄付ではなく、ボランティアとして実際に活動したい方は下記の3ステップで始めてみましょう。

どのようなボランティアに興味・関心があるのかを考える

ボランティアと一言でいっても、さまざまなものがあります。まずは、自分がどの分野に興味や関心があり、どのような活動に携わりたいのかを考えてみましょう。

具体的なボランティアの例は、以下のとおりです。

  • 支援を必要としている方に寄り添う活動
  • 子どもや青少年等を対象とした活動
  • 災害で被災した方を支援する活動
  • 地域活性化をめざした活動
  • 自然や環境を守るための活動
  • 美術館での活動や伝統文化の継承
  • 安心安全なまちづくり
  • 国際交流・国際協力・多文化共生

こうした具体例のように、ボランティアの分野や内容は多様で、活動のスタイルもさまざまに広がっています。

参照:地域福祉・ボランティア情報ネットワーク

ボランティアを探す

自分の興味・関心に合わせてボランティアを探します。

「こんなボランティア活動に取り組みたい」と思える団体があれば、ボランティアを募集しているか問い合わせてみるのがおすすめです。

一方で、「どのような活動に興味があるかわからない」「何から始めればよいかわからない」という場合には下記を参考に探してみましょう。

ボランティアセンターは、ボランティアをしたい方と受け入れ先をつなぐ役割を担っており、各地に設置されています。例えば東京には、東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)があります。

「都道府県名(地名) ボランティアセンター」で検索すると確認できますので、お近くのボランティアセンターを探してみてください。

ボランティアについて理解を深めるための講習会や開催されていることもあるため、うまく利用しましょう。

決めたボランティアで活動する

ボランティア活動は自ら進んでおこなうものです。自分の体力や時間にあわせ、無理のない範囲で取り組みましょう。

また、活動内容によっては、ボランティア活動保険への加入が必要になる場合もあります。

活動内容やルールを事前によく確認し、トラブルがないように準備しておくことが大切です。

まとめ:できることから寄付・ボランティアを始めよう

寄付とボランティアの違いを理解することで、自分に合った方法で社会貢献ができます。どのようなことに興味や関心があり、自分は何を提供できるのかを考え、行動に移しましょう。

寄付やボランティアは、「やってみたい」と思ったときが始めどきです。特に、エコトレーディングへの不用品寄付は、自宅に眠っている物を整理しながら誰かの役に立てる手軽な方法です。金銭の寄付や現地でのボランティアに比べて、生活の延長で取り組みやすいのが魅力です。

寄付されたぬいぐるみや洋服、家電などは、仕分けやメンテナンスを経て、国内外の必要としている人々や施設で活用されます。不要品が新しい場所で活かされることで、環境にも社会にもやさしい貢献につながります。

不用品を発送する場合は、事前の連絡は不要で、思い立ったときにすぐ送ることが可能です。わからない点があれば、メールやLINEで問い合わせもできます。

まずは身近な不用品から寄付して、社会貢献の第一歩を踏み出してみましょう。

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